【積み木の会場】は、飛騨産業の圧縮技術でつくられた『積み木』で構成されています。
重ねた積み木は、同じく圧縮技術の応用でつくられた、曲がる、薄い、『つる』のようなシートでまとめられています。 (『積み木 』と『つる』は、圧縮技術の2つの特性、”実用性”と“自由度”を象徴する存在でもあります。)
『積み木』で会場内に、一本の大きな流れを形づくります。
訪れた人は、杉のにおいを感じながら、川を下るように歩みを進めます。
出展者が伝える「新しい建築の楽しさ」を受け止めながら・・・ たどり着いた先にはローディングベイ(テラス)があり、訪れた人は、ここで改めて全体を見つめ直す事が出来ます。 (そして出来れば、ローディングベイを、訪れた人が
「新しい建築の楽しさ」を見つけるための作業場としても機能させたいと考えています。)
私たちは、この『積み木』と『つる』を、「新しい建築の楽しさ」を形づくるための材料・技術の象徴として捉えています。会期終了後は、この『積み木』を子ども達に届けたいと考えています。 誠実な技術者が創造的な 未来を物語る様が伝わるような提案を目指しました。
◉会場風景
◉コンペ概要
東京都港区の倉庫をリノベーションしてつくられた「Re-SOHKO GALLERY」を会場とし開催される若手建築家の最新のプロジェクトを紹介する「新しい建築の楽しさ展」、8点の建築模型を展示するための会場構成案を募集。
提案は、飛騨産業株式会社の圧縮技術による多摩産材を使用し、その後のリユース、リサイクルを考慮したものが求められました。
飛騨産業HP:https://kitutuki.co.jp/news/11227
【積み木の会場】
「新しい建築の楽しさ2018展」会場構成デザインコンペティション | 応募案 | 会場構成 | 日本/東京都/港区 | 2018 May